水害は「まさか」ではなく「もしも」で備える。今からできる住まいの備え
こんにちは。
アイフルホーム小松店でリフォーム工事を担当しています木村です。
最近、全国各地で地震や大雨による災害が続いています。
先日も富山県や石川県で大雨による被害がありました。
小松市でも、私たちの会社の周辺で道路が冠水し、避難指示が出た地域もありました。
いつも通っている道が水につかり、車が通れなくなっているのを見ると、「本当に身近なところで災害が起きるんだな」と感じます。
建設会社で長く工務の仕事をしている私ですが、水害の話になると思い出すことがあります。
それは、2022年8月の小松市の大雨です。
あの時は本当に大変でした。
梯川の支流などで氾濫が起こり、広い範囲で水害が発生しました。
大雨が落ち着いた後、私たちは被害を受けたお客様のところへ、住宅の状況確認や修理に走り回りました。
「床まで水が入ってしまった」
「畳が水を吸ってしまった」
「床下は大丈夫なのか」
そんな相談が次々と入ってきました。
現場に行ってみると、床上まで水が入ってしまった住宅もありました。
水が引いたからといって、それですべて終わりではありません。
床をめくってみると、床下まで水が入り込んでいることがあります。
濡れた材料をそのままにしておくと、後からカビや腐食などの原因になることもあります。

2022年8月当時の被害
当時は、罹災証明を取得された方について、市の応急修理制度を利用して床の張替えなどを行ったこともありました。
私自身、何件もの現場を見て回りましたが、災害の後は住宅の修理だけでも大変です。
そのうえ、罹災証明の手続きや保険会社への連絡など、やらなければならないことがたくさんあります。
だからこそ、最近の大雨を見るたびに「何も起きていない今のうちに備えておくことが大事だな」と思います。
まず、一度確認していただきたいのが、ご自宅周辺のハザードマップです。
「うちは川から離れているから大丈夫」と思っていても、短時間に大雨が降れば、道路や排水路から水があふれることがあります。
家の周りでは、雨どいや側溝、排水口に落ち葉やゴミがたまっていないかも確認しておきたいところです。
小さなことですが、水の流れを悪くしないためには大切な点です。
これから家を建てる方なら、土地選びの段階で浸水の可能性を確認することも重要です。
土地の高さや周辺道路との高低差、過去の浸水状況などを確認しておけば、建物の高さや設備の配置など、建てる段階でできる対策もあります。
そして、もう一つ大事なのが「早めに避難すること」。
現場を見てきた私からすると、家を守ることももちろん大切ですが、それ以上に大切なのは家族の命です。
「まだ大丈夫だろう」と思っているうちに、あっという間に道路が冠水することがあります。
災害が起きてから慌てるのではなく、天気の良い日に一度、ご家族でハザードマップを見て、「この場合はどこへ逃げるか」「どの道を通るか」を話しておくと安心です。
私も長く建築の仕事をしていますが、災害は何度経験しても「まさかこんなところまで」と思うことがあります。
家づくりでは、間取りやデザインももちろん大事です。
でも、長く安心して暮らす家だからこそ、「災害が起きたときどうするか」まで考えておくことも大切だと思います。
「うちは大丈夫」ではなく、「もしも起きたら」。
その気持ちで、今できる備えを少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。
一度、ご自宅周辺を確認してみてください。