木村 肇

快適な住まいを支えるエアコン、日々の手入れが鍵

こんにちは。

アイフルホーム小松店でリフォーム工事を担当しています木村です。

早いもので8月もあと数日です。
ところが暑い日はまだまだ続きそうで、日中はもちろん夜もエアコンが手放せない状況です。
私自身、家にいるときは常にスイッチを入れていないと過ごせないほどで、「このままでは電気代も心配だが、エアコン本体も負担が大きいのではないか」とつい考えてしまいます。
特に最近は夏だけでなく冬も暖房としてエアコンを活用するご家庭が多く、年間を通じてフル回転させているケースも少なくありません。
そこでふと疑問に思ったのが、「エアコンはフル稼働させると一体どのくらいの耐用年数を持つのだろうか」ということです。

一般的に家庭用エアコンの寿命は10年程度と言われています。
メーカーの部品供給も10年を目安としているため、それ以上経過すると修理が難しくなることが多いのが実情です。
もちろん使い方や設置環境によって差はあります。
夏の冷房と冬の暖房、年間を通じて使う場合は、稼働時間が長くなる分、どうしても消耗が早まります。
私の経験上でも、使用頻度が高いご家庭では7~8年ほどで効きが悪くなり、故障のサインが出始めることが多い印象です。

では、少しでも長持ちさせるにはどうすればよいのか。
まず基本中の基本は、フィルターの掃除です。
これは皆さんもよくご存じかと思います。
フィルターにホコリが詰まると空気の流れが悪くなり、余計な負荷がかかって電気代が増えるだけでなく、機械そのものの寿命を縮めてしまいます。
理想的には2週間に一度程度の掃除が推奨されていますが、なかなか実践できていないご家庭も多いでしょう。
せめて月に一度はチェックしたいところです。

しかし実は、フィルター掃除だけでは十分とは言えません。
エアコン内部には熱交換器や送風ファンなどの部品があり、ここにカビや汚れが溜まると冷暖房の効率が落ちるばかりか、健康にも悪影響を及ぼします。
年に一度まではいかなくても、数年に一度は専門業者の内部洗浄を検討する価値があると思います。

また、室外機の状態も見逃せません。
室外機の周囲に物を置いて風通しを悪くしたり、直射日光をまともに受ける場所に設置されていると、効率が下がり機械に余分な負担をかけます。
植栽やスダレなどで直射日光を和らげ、風の通り道を確保するだけでも効果はあります。
普段はつい室内機ばかり気にしてしまいますが、外の環境も大きく影響するのです。

エアコンの寿命を考えると、買い替えのタイミングも重要です。
完全に壊れるまで使い続ける方も多いですが、古い機種は電気代が高くつく場合があり、結果的に新しい省エネ型に入れ替えた方が経済的ということもあります。
耐用年数が近づいてきたら、修理費用と電気代の両面を比較して判断するのが賢い選択でしょう。

住宅と同じで設備機器も「メンテナンス次第で寿命は大きく変わる」ということです。
日々の小さな手入れが積み重なって、結果的に快適で経済的な暮らしにつながります。
エアコンは今や生活に欠かせないインフラの一部ですから、ぜひ「使いっぱなし」ではなく、点検とケアを意識していただきたいと思います。

残暑厳しいこの時期、私たちの体調管理と同じように、エアコンの健康状態にも目を向けていくことが大切です。
これからも上手に付き合いながら、少しでも快適で安心できる住まいの環境を整えていきたいものです。

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