河原 真知子

建てるときも、暮らしてからも。~住まいと防災~

皆様こんにちは!
アイフルホーム小松店の河原です。

9月1日は「防災の日」でしたね。
毎日の暮らしを守る「住まい」は、家族にとって一番の避難所でもあります。
どれほど頑丈に建てられた家でも、災害時の備えや地域とのつながりを意識しなければ、本当の安心にはつながりません。
だからこそ、防災と住まいづくりは切り離せないテーマだと感じています。

私の住む町内でも、近々防災訓練が行われます。
今年はその中で、安否確認の一環として「黄色いタオルを家の前に掲げる」というシミュレーションが取り入れられる予定です。
これは、自宅に被害がなく無事であることを近隣や防災組織に伝えるための合図で、シンプルですがとても有効な方法です。
災害発生時には、連絡手段が途絶えることも多いため、こうした「見えるサイン」が地域全体の安心につながります。

私たちは普段、お客様の「安心して暮らせる住まいづくり」をサポートしています。
しかし、どれだけ頑丈な家を建てても、地域のつながりや協力体制がなければ本当の安心には届きません。
住まいは家族を守る最初の砦でありながら、地域全体で助け合う仕組みと組み合わせることで、災害への備えはより強固なものになるのだと改めて感じます。

また、防災と住まいづくりは切っても切れない関係にあります。
例えば、地震や台風に強い構造、停電時にも役立つ太陽光発電や蓄電池、非常用の備蓄スペースなど、家づくりの段階から防災を意識することが可能です。
さらに、日常の暮らしの中で家具の固定や非常持ち出し袋の準備など、できることはたくさんあります。
こうした備えは「いつかやろう」ではなく、今日から少しずつ初めていくことが大切です。

住まいは「建てて終わり」ではなく、その後の暮らしの安心をどう守っていくかが大切だと常々感じています。
防災訓練への参加は、そうした意識を高める良い機会です。
ぜひこの機会に、皆さまもご自宅の備えを見直し、ご家族と避難経路や連絡方法を確認してみてはいかがでしょうか。

防災の日をきっかけに、住まいと地域のつながり、そして日常の小さな備えを考えることが、未来の安心につながるのだと思います。

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